もしかしてそれ、〈読解力〉不足かも……!?
公文式ほなみ教室です。
1月も半ばになりました。学校や幼稚園も始まり、生徒の皆さんも少しずつ日常の生活に慣れてきましたでしょうか。疲れも出てくる頃かと思いますので、無理のないようにいきたいですね。
さて、今日は〈読解力〉のお話をしたいと思います。
初めて教室にいらしたお家の方から、「算数が苦手で……」というお話をよく伺います。しかし、そこでよくよくお話を聞いて、診断テストをしてみると、そのお子さんには〈読解力〉が不足している、ということがよくあります。
考えてみてください。テストで算数や数学の問題を解こうとするとき、まずは問題を読み、何を問われているのかを読み取らなければなりません。文章題ならばなおさらです。
「学校で習った計算のやり方はわかるけれど、問題の意味がわからなくて間違えてしまう」――こんな時は、お子さんの〈読解力〉を高める方法を考えるとよいかもしれません。
国語の学習で身につく〈読解力〉は、国語の時間だけに活かされるわけではありません。算数や他の教科の勉強、そして日常生活を送る上でも、非常に大切な力です。
ほなみ教室では、お子さまの〈読解力〉を高め、お子さまの生活を豊かにするお手伝いをしたいと願っています。
◇ 2月無料体験学習のお知らせ ◇
期間:2月1日(木)~2月29日(木)
1週間で計2回、公文式学習を体験していただけます。
ウェブ予約は1月15日(月)から!
たくさんの皆さんにお会いできることを楽しみにしております。
ぜひ、お気軽にお問い合わせください♬
〈自学自習で高校教材〉を目指す
公文式ほなみ教室です。
先日の教室で、当日分のプリントを見たある生徒さんに、次のように声を掛けられました。
「この前も同じようなやつをやったから、先に進んで次のところをやりたい」
彼の成績表を確認してみると、前回は算数のプリント5枚を40分ほどかけて解いていました。正答率は悪くありませんでしたが、基準の時間の倍以上の時間をかけて解いていたことになります。
「正解はできているから、今日は集中してもう少し速く解けるようにしてみよう。そうしたら、次に進めるから」と伝えると、彼は納得してその日の問題を解き始めたのでした。
公文式は、自学自習で高校教材を学習することを目標としています。そのためには、小学校や中学校の内容の教材をスラスラ解けなくてはいけません。のんびりのんびり時間をかけて解いていては、高校教材の複雑な式を解きこなすことはできないのです。
今日も教室では、子どもたちが集中して教材に向かう姿が見られます。
♬ ほなみ教室では、新しい生徒さんを募集しています! ぜひお気軽にお問合せください! ♬
絵本の読み聞かせ
公文式ほなみ教室です。
公文式の創設者、公文公(くもん・とおる)は、幼児教育に関してこんな言葉を残しています。
〈生まれたら ただちに歌を 聞かせましょう〉
〈歌二百 読み聞かせ一万 賢い子〉
子どもにたくさんの歌を聞かせ、絵本を読み聞かせることで、言葉への興味を高め、賢い子どもを育てることができる、という意味の標語です。
教室に通う子どもたちも、それまでにたくさんの絵本を読んでもらってきた生徒さんは、語彙が豊富で、言葉の感覚が鋭い傾向があります。もちろん音読の上達もはやく、教材もどんどん進んでいくことが多いです。
保護者の皆さん、「お子さんの大好きな絵本は何ですか?」と聞かれたら、すぐに答えることができますか? ぜひたくさん絵本を読んで、お子さんのお気に入りの一冊を見つけてくださいね。
テレビゲームやスマホ、タブレットなど、身の回りに手軽な娯楽が多くある中で、大きくなってから急に読書の習慣を身につけるのは難しい。やはり小さな頃からの習慣づけが大切です。お子さんが成長して他に興味のあることを見つけても、幼い頃にたくさん読み聞かせをしてもらった経験は、その後の人生の糧となるでしょう。
「どんな絵本を読んだらいいかわからない……」という方は、ぜひ〈くもんのすいせん図書〉を参考にしてくださいね。おすすめです。
♬ ほなみ教室では、新しい生徒さんを募集しています。お気軽にお問い合わせください! ♬
令和5年度〈標準学力テスト〉
公文式ほなみ教室です。久しぶりの更新となってしまいました。蒸し暑いと感じる日も増えてきた今日この頃、体調に気をつけながら過ごしていきたいですね。
さて先日、新小2~新中3の生徒さんを対象に、〈標準学力テスト〉を実施いたしました。〈標準学力テスト〉とは、前学年に学校で学習した内容(学習指導要領に定められた各領域)から出題される、1年の総まとめとなるテストです。毎年、3~4月頃に全国で実施されます。お子さんが学校の勉強をどの程度理解できているのか、また、公文で学習したことがしっかりと身についているのかを知るためにも、生徒の皆さんには受験をオススメしています。新小学2年生~新中学3年生のお子さんが受験することができます。
今年度は初めて参加した生徒さんもたくさんいらっしゃいましたが、皆さん、最後まで集中して取り組んでいましたね。結果は、個人面談でそれぞれお伝えする予定です。
さて、初めて参加した生徒さんはびっくりしたかもしれません。〈標準学力テスト〉の問題数は、普段皆さんが学校で解いている単元のまとめテストよりも、かなり多い数なのです。
難しい問題にじっくりと向き合うことも大切ですが、このテストでは、わからない箇所でずっと止まっていると最後の問題までたどり着くことができません。高得点を狙うには、制限時間内にいかにして効率よく問題を解いていくか、ということを考えなければならないのです。
〈標準学力テスト〉の問題は、学校の指導要領に準拠して作られています。つまり、現代の学校教育、そして入学試験では、〈たくさんの情報の中から必要な情報を読み取り、問われたことに正確に答える〉ことが重要視されていると言えるでしょう。
実際に今回の算数/数学の問題用紙を見てみると、単純に計算問題を解くだけではなく、表・グラフの読み取りや、文章を読んで立式して解く問題などがどの学年でも多く出題されていました。つまり、〈学年相当の計算問題を解くことができる〉ということはもはや〈当たり前〉のことであり、問題から読み取る力、いわゆる《読解力》が問われている、といっても過言ではないと思います。計算問題だけ正解しても、高得点を狙うことはできません。「計算問題は解けたけど、文章題はわからなかった……」という生徒さんも多かったのではないでしょうか。
反対に、《読解力》が身に着けば、国語以外の教科にもそれを活かすことができるということです。皆さんの解答用紙を見ていても、教室で国語の学習が順調に進んでいるお子さんは、算数/数学の得点も高いという傾向があります。
公文の数学で計算力を鍛え、国語で読解力を高める――結局のところ、これが学力を伸ばす一番の近道であると感じます。
♬ 昨年度の〈標準学力テスト〉の様子 ♬
良き〈ライバル〉と一緒に
公文式ほなみ教室です。今週に入り、空気が一気に冬めいてきましたね。引き続き、体調管理には気をつけていきたいものです。
さて、ここ数年〈オンライン学習〉〈タブレット学習〉等の言葉を耳にする機会が増えてきました。大人だけでなく、デジタルネイティブである子どもたちもスマートフォンやタブレットを自由に操作することのできる時代です。すでに学校でも一人一台タブレットが配られ、学習に活用されています。学校や塾へ行かなくても自宅で授業を受けられるこれらの学習法は、感染症対策という点からはもちろん、保護者の送迎の負担を減らす、離れた場所からでも受講することができる、といった点からも合理的なことであると思います。そして今後、こういった試みはどんどん増えていくでしょう。
しかし、子どもたちが〈教室で学習をする〉ということのよさも、忘れてはならないと思うのです。
先日移転したほなみ教室ですが、教室では大きな机を子どもたち二人で使っています。それぞれが別々の学習をしていますが、子どもたちは「隣の人がどんなことを勉強しているのかな?」とちらっと隣のお子さんの様子をうかがっています。
そこで、しばらく公文に通っているお子さんならば気づきます。
「あれっ、この子、僕(私)より難しそうな問題をやっている!!!」
「これは僕(私)が前にやったことのある問題だ!!!」
もちろん、先に進んでいる方が偉いという訳ではありませんが、やはり同級生や年齢の近い生徒さんが学習しているところは気になる様子です。子どもたちの様子を見ていると、お互いによい刺激になっているのではないかと感じます。
また、教室では指導者やスタッフが直接お子さんの学習の様子を見ていますので、頑張っているお子さんにはその場で励ましの言葉を掛けることができますし、解き方に悩んでいるお子さんにはすぐに指導をすることができます。
〈自宅で一人で学習ができる〉――これも学習を進めていく上では大切なことではありますが、一人で学習を続けていくことはなかなか難しいことです。小さなお子さんであればなおさら大変なことでしょう。
こんな時代だからこそ、良きライバルと一緒に教室で学習をする、そんなことが大切にされてもよいのではないでしょうか。
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♬ ライバルの頑張りを励みに ♬
「蚊に、食べられちゃったの」
公文式ほなみ教室です。
ある日の教室のこと、小さな生徒さんの腕の一箇所が、ぷっくりと腫れていることがありました。こちらがそれに気づくと、生徒さんは自分から私に近寄ってきました。
「あのね、〇〇ちゃんね、ここね……」
と、その腕を指さしています。しかし、あとに続く言葉が出てきません。なんと言ってよいものかとしばらく悩んでいたので、私も助け舟を出すつもりで問いかけました。
「蚊に刺されちゃったの?」
すると、生徒さんは、すぐに首を横に振りました。
「違うの、○○ちゃん、保育園で、蚊に、食べられちゃったの!」
〈蚊に、食べられちゃったの〉――なんと可愛らしい表現でしょうか。このお子さんは、よくよく考えて自分の中の語彙を使い、蚊に刺されてしまったことを教えてくれたのですね。
毎回の教室での学習にも、一生懸命に取り組んでいる生徒さんです。こうやって、自分の言葉で物事を伝えられるお子さんは素敵だなと思います。これからも、このお子さんがたくさんの〈言葉〉に触れ、〈世界〉を広げていくことを願っています。
「食べられちゃったけど、○○ちゃん、泣かなかったんだよ!」
くもんの教材には、お子さんの〈世界〉を広げるヒントがたくさんあります。ぜひ一度、ご覧になってくださいね。
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♬ 小さな生徒さんの様子 ♬