公文式ほなみ教室です。
「なんだか最近、学校の勉強がだんだん難しくなってきたな……」そうお感じのお子さんはいらっしゃいませんか? 「でも、どこからわからなくなったのか、よくわからない……」そのように感じるお子さんもいらっしゃるかもしれません。
もしかすると、その「わからない」の原因は、低学年のうちにあるかもしれません。その場合には、わからなくなってしまった箇所から復習していく必要がありますね。
「前に教わったことはよくわかっていないけれど、先生の話は次に進んでいく」――さて、学習内容が定着しないまま授業が進んでいくと、どうなるのでしょうか。仮に、小学校1年生の「たし算」でつまずいてしまったとします。たし算は、この後の学習内容の基礎になる内容です。
「たし算」でつまずいてしまうと、その後の内容の理解や定着に時間がかかってしまいます。場合によっては、その状態のまま高学年、さらには中学校まで進級し、「授業で先生が何の話をしているのかわからない」「教科書に書いてあることの意味がわからない」という事態に陥ってしまうのです。
学校生活の大半を占める授業で、〈わからない話をただ聞いている〉〈内容はわからないが板書をノートに書き写している〉というのは、子どもにとって非常につらい状況であると考えられます。公文に通うお子さんには、このような思いをさせたくない、自信を持って学校の授業に臨んでほしい、というのがほなみ教室の願いです。
今現在、以前よりも教科書は厚くなり、小学校高学年や中学生になると、保護者の方が学習されてこなかった内容が新たに教科書に記載されている場合もあります。数十年前よりも学習内容が増え、高度化しているため、〈学習のはじめの段階でつまずいてしまう〉ことは、大きなリスクになりかねません。
そうならないためにはどうしたらよいのでしょうか。学習内容を定着させるために、必要な演習量を確保することです。可能ならば、できるだけ先に学習を進め、余裕をもって学校の授業に臨める状態を作っておくことです。
もちろん、公文式は個人別の学習ですので、入学・進級してから新しい教科の学習を始めることも可能です。しかし、〈学校の授業が難しくなってきた〉という時には、学年より前の箇所でつまずいていることがほとんどなのです。そうなると、学年相当の教材まで進むのにも時間がかかり、その間にも、学校の授業は先に進んでしまいます。
したがって、ほなみ教室では、時間的に余裕のある、また吸収力のある幼児期に、学習を始めることをおすすめしています。ほなみ教室を見渡してみても、学年よりも大きく先に進んでいる生徒さんは、皆さん早い時期に学習を始め、コツコツと学習を継続されてきています。
お子さんが楽しい学校生活を送るために本当に必要なことは何か、今一度ご家庭で話題に挙げていただければ幸いです。
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