公文式ほなみ教室のブログ

ほなみ教室の日々の様子をお伝えします。

令和5年度〈標準学力テスト〉

 公文式ほなみ教室です。久しぶりの更新となってしまいました。蒸し暑いと感じる日も増えてきた今日この頃、体調に気をつけながら過ごしていきたいですね。

 さて先日、新小2~新中3の生徒さんを対象に、〈標準学力テスト〉を実施いたしました。〈標準学力テスト〉とは、前学年に学校で学習した内容(学習指導要領に定められた各領域)から出題される、1年の総まとめとなるテストです。毎年、3~4月頃に全国で実施されます。お子さんが学校の勉強をどの程度理解できているのか、また、公文で学習したことがしっかりと身についているのかを知るためにも、生徒の皆さんには受験をオススメしています。新小学2年生~新中学3年生のお子さんが受験することができます。

 今年度は初めて参加した生徒さんもたくさんいらっしゃいましたが、皆さん、最後まで集中して取り組んでいましたね。結果は、個人面談でそれぞれお伝えする予定です。

 さて、初めて参加した生徒さんはびっくりしたかもしれません。〈標準学力テスト〉の問題数は、普段皆さんが学校で解いている単元のまとめテストよりも、かなり多い数なのです。

 難しい問題にじっくりと向き合うことも大切ですが、このテストでは、わからない箇所でずっと止まっていると最後の問題までたどり着くことができません。高得点を狙うには、制限時間内にいかにして効率よく問題を解いていくか、ということを考えなければならないのです。

 〈標準学力テスト〉の問題は、学校の指導要領に準拠して作られています。つまり、現代の学校教育、そして入学試験では、〈たくさんの情報の中から必要な情報を読み取り、問われたことに正確に答える〉ことが重要視されていると言えるでしょう。

 実際に今回の算数/数学の問題用紙を見てみると、単純に計算問題を解くだけではなく、表・グラフの読み取りや、文章を読んで立式して解く問題などがどの学年でも多く出題されていました。つまり、〈学年相当の計算問題を解くことができる〉ということはもはや〈当たり前〉のことであり、問題から読み取る力、いわゆる《読解力》が問われている、といっても過言ではないと思います。計算問題だけ正解しても、高得点を狙うことはできません。「計算問題は解けたけど、文章題はわからなかった……」という生徒さんも多かったのではないでしょうか。

 反対に、《読解力》が身に着けば、国語以外の教科にもそれを活かすことができるということです。皆さんの解答用紙を見ていても、教室で国語の学習が順調に進んでいるお子さんは、算数/数学の得点も高いという傾向があります。

 公文の数学で計算力を鍛え、国語で読解力を高める――結局のところ、これが学力を伸ばす一番の近道であると感じます。


♬ 昨年度の〈標準学力テスト〉の様子 ♬

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