公文式ほなみ教室です。今年も夏休みが近づいてきました。普段より時間に余裕のある夏休み、勉強に集中して取り組む時間も大切にしたいものです。
さて、ほなみ教室にいらっしゃる生徒さんの入会理由は様々ですが、特に小学生以上のお子さんは「学校の勉強が難しくなってきた」というものが多いように感じます。
小学校では、学年が上がり３年生、４年生になると学習内容に抽象的なものが増えていきます。また、特に算数のカリキュラムは〈前年までの学習内容がしっかりと身についている〉という前提で組まれていますから、定着度が低いままなのに授業が進んでいくと、どうしても、〈わからないこと・できないこと〉が出てきてしまいます。そのため「学校の勉強が急に難しくなった」と感じやすいのです。
原則として、公文式ではつまずいてしまった箇所よりも少し前の教材から学習を始めます。特に高学年のお子さんは「こんなに簡単なところから？」とガッカリされるかもしれません。でもまずは集中して、10枚を解き切ってみてください。手を止めずに最後の問題まで解けましたか？ ケアレスミスはありませんでしたか？
簡単な問題で練習することで、速く・正確に問題を解くことのできる計算力を身につけましょう。そして、毎日の学習習慣をつくりましょう。それが、学年相当の教材に到達するための一番の近道です。
今現在、２学年先、３学年以上先を学習している生徒さんも、はじめから学年より上の教材を学習していたわけではありません。公文式を始めたその日に、勉強が得意になったわけでもありません。日々の学習の積み重ねこそが、生徒さんの学力を育てたのです。
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