公文式ほなみ教室のブログ

ほなみ教室の日々の様子をお伝えします。

〈寺子屋〉方式の利点

 公文式の教室には、幼稚園に入る前の小さなお子さんから、教室によっては社会人まで、幅広い年齢の生徒さんが通って学習をしています。同じ教室でそれぞれの学習課題に取り組むわけですから、〈寺子屋〉方式の学習でもあると言えましょう。

 算数の学習が自分の学年より進んできた生徒さん。先日は「お家で〇年生の問題をやったよ。簡単だったよ」と教えてくれることもありました。しかしそんな彼女も、周りの生徒さんがどんなことを学習しているのか、とても気になるようです。
 教室に来ると、まずは教室後ろの荷物置き場でかばんから宿題を取り出し、前方の採点ボックスに提出します。彼女はその道すがら、学習中のお兄さんやお姉さんの様子をちらちらと見ています。
 ある生徒さんの横で、一瞬、彼女の動きが止まります。その生徒さんは、小学生ながら中学校の内容を学習している生徒さんです。自分がまだ見たことのない式や記号に驚いたのでしょう、いつもはおしゃべりな彼女ですが、その後は黙って宿題を提出し、自分の席に着いたのでした。
 〈自分よりも先の内容を学習しているお兄さん・お姉さんが身近にいる〉――生徒さんにとって、これはよい刺激になるのだなといつも感心させられます。

 こんなシーンもありました。当日分の学習を終え、お迎えを待っていた幼児さん二人。学習時間が重なることが多いので、お互いに顔見知りです。
 「いまなんさいなの?」「〇さいだよ」「え! ◇さいだとおもってた」とお互いに年齢を確認し、宿題の教材を見せ合っています。「あ、それ、やったことある!」など、自分の教材と比べているようです(幼児さんの場合、本当はそうでないことも多々ありますが(笑))。
 もちろん、必ずしも早く先に進めばよいというわけではありませんが、〈身近な友だちと競い合いながら学習を進めていける〉ということも公文式の教室の強みであると思います。友だちの進度に追いつきたい、追い越したい――このような気持ちが、学習に対するモチベーションであってもいいのではないでしょうか。

 ほなみ教室では、今日も様々な年齢の生徒さんたちが、それぞれの学習に取り組んでいます。

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