公文式ほなみ教室のブログ

ほなみ教室の日々の様子をお伝えします。

絵本が好きな子どもたち

 公文式ほなみ教室です。今日は、教室での小さな生徒さんの〈読書〉の様子についてお伝えします。

 ほなみ教室では、教室に本棚を設置しています。小さな頃から本に親しんでほしいという想いからです。学習が終わってお家の方のお迎えを待つ間、絵本を手に取って読んでいる小さな生徒さんの姿がよく見られます。
 入会したばかりの頃は、まだまだ文字を読むのが難しいお子さんも多いです。表紙を見て、自分が好きそうな絵柄であれば取り出してみる。パラパラとめくって絵を眺め、「ふうん」といった顔ですぐに絵本を棚に戻す。その繰り返しです。「これ、面白いから見てみたら?」とスタッフが声を掛けますが、差し出された本に興味を示さずに片づけてしまうことも多いです。
 しかし、学習を続けていくうちに、子どもたちの様子が変わってきます。
 子どもたちは少しずつひらがなを覚えます。文字と音が結びついているということに気づくのです。すると、知っている言葉が増えます。そうなると、「読めるかも」と絵本にも少しずつ興味を持つようです。その時期のお子さんは、一文字一文字、丁寧に字を追って、声に出しながら絵本を読んでいます。最後まで読むことができなかったり、時間がかかってしまったりすることもありますが、自分で読めることが嬉しい、そんな様子で一生懸命に読み進めています。
 文字をまとまりで読むことに慣れてくると、お話の内容をつかむことができるようになってきます。文章を読むことが面白くなり、自分から絵本を手に取ります。お迎えが来ても気づかないほど、集中して読んでいることもあるくらいです。ご家庭で弟さんや妹さんに絵本の読み聞かせをしている生徒さんもいらっしゃるようです。
 教室での様子を見ていると、隣で本を選んでいるお友だちと自分が読んだことのある本をおすすめし合ったり、教室の絵本を見て「お家で読んだのと同じシリーズだ!」と気づいたり、子どもたちの読書の幅が広がっているのがわかります。
 たくさんの絵本に触れることで、お話の世界に浸り、〈ことば〉の幅を広げていく生徒さんの姿が、ほなみ教室にはあります。

 

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