「うちの子、集中力が無くて……」
公文式ほなみ教室です。
「うちの子、集中力が無くて……大丈夫でしょうか？」――小さいお子さんがいらっしゃる保護者の方からよく伺う言葉です。昨日の記事（〈比べて〉みるとわかること - 公文式ほなみ教室のブログ）にも書きました通り、同年代の子どもたちの姿を見る機会が減ってしまった昨今、お家でお子さんの様子を見ていて、「大丈夫かな？」と心配になる保護者の方も多いようです。そんなご心配に対するほなみ教室の答えは以下のようになります。
「大丈夫です。これから少しずつ集中できる時間を増やしましょう」
冷静に考えてみてください。学習を始めたばかりの小さなお子さんが、１時間や２時間も集中して机に座っていられるでしょうか。それはかなり難しいことであるとおわかりいただけるかと思います。けれど、５分程度で終わる課題に集中して取り組み、それを３つこなせばそれだけで15分の学習時間になります。慣れてきたら、それぞれの課題の難易度を上げていきます。ひとつに10分以上かかるようになるかもしれません。それを３つ行えば、30分の学習時間になるのです。
ほなみ教室では、小さなお子さんも楽しんで学習に取り組める課題をご用意しています。算数であれば、教材をはじめとして数唱シート・すうじ盤・すうじカード・すうじノート・計算カードなどなど……。その日のお子さんの様子を見て、複数の課題に取り組むように計画を立てています。そして「疲れた」「もう嫌だ」となる前に次の課題にうつるようにするのです。そこは指導者やスタッフの腕の見せどころではないでしょうか。「楽しい」と感じることには子どもたちも一生懸命に取り組みます。
小さなお子さんはまずは机に向かって学習に取り組む習慣づけが大切であると考えています。落ち着いて座って学習ができたらそれだけで立派です。教室に来たら楽しいことができる、たくさん褒めてもらえる――まずはそんな気持ちをお子さんに持ってほしいと考えています。
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