公文式ほなみ教室です。今日は〈個人別・学力別学習〉のよさについてお話ししたいと思います。
公文式学習法では自分のペースで学習を進めていくことができるので、力がついてくると学年相当以上の内容の教材にも進むことができます。そのため、全国のくもんの教室には、実際の学年よりも何学年も上の内容を学習している生徒さんがたくさんいらっしゃいます。それは大人から見ても確かにすごいことで、小さいお子さんが難しい教材にも一生懸命に取り組んでいる姿を見ると、素直に感心させられます。
さて、くもんの学習については、このようにとかく「先取り学習」や「高進度学習者」にスポットが当てられがちです。しかし実際のところ、全てのお子さんの学習が同じように進むわけではありません。学習内容が１回の復習で身につくお子さんもいれば、10回ほど復習を必要とするお子さんもいるのが現実です。同じように、同じ学齢であっても、その〈学力〉は決して同じではありません。
くもんの特長である〈個人別・学力別学習〉は、学習をどんどん先に進めていけるということだけでなく、
◎つまずいてしまった箇所に戻って学習ができる
◎苦手な箇所は何度も復習することができる
ということでもあると考えています。
〈学校の勉強がわからない〉〈毎日の宿題に時間がかかって大変〉というような状態のお子さんは、いま学校で勉強していることの以前に学習した内容が身についていないことがほとんどです。内容を理解できないまま、解くのに時間がかかる難しい内容の学習を継続していくことはとても大変なことです。しかし、くもんで基礎を固め、学力の底上げをすることで、学校の勉強の理解度を上げていくことができます。多少時間はかかるかもしれません。けれど、学年相当の内容を無理に詰め込むよりも、勉強ができるようになる近道であることは間違いありません。
お子さん方のできることが少しでも増え、「勉強っておもしろい」と感じていただけるように、今日も指導を続けています。
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