子どもの想像力
公文式ほなみ教室です。これは先日、ある幼児さんと一緒に国語の学習をしていたときのエピソードです。
この生徒さんは、「とんできた」と答えるべきところを「やってきた」と解答していました。この「とんできた」は文中で〈急いでやってきた〉という意味で使われていましたので、文章の内容はわかっているんだなぁと思いつつ、いつものように私は「文の中から答えを探そうね」と話しました。生徒さんはすぐに「とんできた」という正しい答えを見つけることができました。
しかし、この生徒さん、答えを書きながらくすくすと笑っているので、私は心配になり尋ねました。
「『とんできた』ってどういう意味かわかる?」
すると、この生徒さんは笑って「お空を、びゅーんって、飛んできた」と答えたのです。
普段から絵本の読み聞かせを好み、言葉に対する感覚が鋭いお子さんですが、「とんできた」という言葉から、登場人物が空を飛んできた様子を想像したようです。私を含め、周りにいた大人は「なるほど」と感心したのでした。
言葉の意味を説明すると、「ほんとうに、お空を飛んできたのかと思った」と笑っていた生徒さんでした。
子どもたちとの学習の時間は、いつもいろいろなことを考えさせられる、大人も楽しい時間です。
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